医療法人せいわ会みなかぜ病院として、地域の皆さまへ精神科医療を提供するようになり約10年の月日が経とうとしています。
当院では病院理念である『患者さんとともに』をモットーに、昨今のストレス社会で精神的なバランスを崩し不眠・不安や気持ちの辛さを有している患者さんや、その他の精神疾患を抱えている多くの患者さんに対して、多職種で治療にあたるように職員一丸となって取り組んでおります。
入院中の患者さんへは、社会復帰に向けたプログラムを構築し、急性期から療養期や慢性期のみなさんに一貫した精神科医療や福祉サービスを提供することで、早期の退院を目指しております。
また、退院後の生活支援や社会復帰支援にも力を入れており、精神科訪問看護や精神科デイケアの利用を通じて在宅生活を安心して過ごしていただけるよう支援に努めております。
外来では、『不安障害・パニック障害』の患者さん向けの外来を新たに始めておりますが、今後も地域の皆さまのニーズに応えられるよう専門性のある外来の充実化を図ってまいります。
現在、外来・入院ともに患者さんの高齢化が進むにつれ認知症の患者さんも増えており、地域の皆さまから求められる診療内容も更に多様化してきております。それらに対応すべくみなかぜ病院3か年計画を作成し、本年度より計画に取り組んでいるところです。
地域の皆さまの期待に応えられる病院を目指しておりますので、お気軽にご相談・ご来院頂ければと思います。平成30年10月1日
医療法人せいわ会
みなかぜ病院
院長 堤 淳