1.当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

2.法令による指定

・健康保険法による保険医療機関
・障害者支援法に基づく指定自立支援医療機関(精神通院医療)
・精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第一九条の八に基づく指定病院(10床)
・生活保護法による指定医療機関
・原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律による指定医療機関
・感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律による結核指定医療機関

3.入院料について

1病棟(59床)(精神病棟15:1 入院基

本料)

・1日に12人以上の看護職員(看護師、准看護師)が勤務しています。
・時間帯毎の配置は次の通りです。
  朝8時30分から夕方17時00分まで、看護職員1人あたりの受け持ち人数は8人以内です。
  夕方17時00分から朝8時30分まで、看護職員1人あたりの受け持ち人数は30人以内です。

2病棟(50床)(精神病棟15:1 入院基

本料)

・1日に10人以上の看護職員(看護師、准看護師)が勤務しています。
・時間帯毎の配置は次のとおりです。
 朝8時30分から夕方17時00分まで、看護職員1人当たりの受け持ち人数は9人以内です。
 夕方17時00分から朝8時30分まで、看護職員1人当たりの受け持ち人数は25人以内です。

3病棟(46床)(精神療養病棟入院料)

・1日に10人以上の看護要員(看護師、准看護師、看護補助)が勤務しています。
・時間帯毎の配置は次のとおりです。
 朝8時30分から夕方17時00分まで、看護職員(看護師、准看護師)1人当たりの受け持ち人数は16人以内です。
 看護補助者1人当たりの受け持ち人数は16人以内です。

 夕方17時00分から朝8時30分まで、看護職員(看護師、准看護師)1人当たりの受け持ち人数は46人以内です。
 看護補助者1人当たりの受け持ち人数は46人以内です。

・常勤の作業療法士または、作業療法の経験を有する常勤の看護職員を配置しています。

5病棟(50床)(精神療養病棟入院料)

・1日に10人以上の看護要員(看護師、准看護師、看護補助)が勤務しています。
・時間帯毎の配置は次の通りです。
 朝8時30分から夕方17時00分まで、看護職員(看護師、准看護師)1人当たりの受け持ち人数は17人以内です。
 看護補助者1人当たりの受け持ち人数は17人以内です。

 夕方17時00分から朝8時30分まで、看護職員(看護師、准看護師)1人当たりの受け持ち人数は50人以内です。
 看護補助者1人当たりの受け持ち人数は50人以内です。

・常勤の作業療法士または、作業療法の経験を有する常勤の看護職員を配置しています。

4.入院診療計画、院内感染症防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制、意思決定支援、身体的拘束最小化

当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が協同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしております。

5.意思決定支援について

当院では、厚生労働省「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」等の内容を踏まえ、適切な意思決定支援に関する指針を定めております。

6.身体的拘束最小化の取組みについて

当院では、多職種による身体的拘束最小化チームを設置し、緊急やむをえない場合を除き、身体的拘束を行わない取組みを行っております。

7.明細書発行体制について

医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収書発行の際に、個別の診療報酬算定項目の判る明細書を無料で発行しています。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行しております。
明細書は、使用した医薬品の名称や行われた検査の名称が記載されるものです。その点をご理解いただき、ご家族等が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。

8.当院は九州厚生局に以下の届出を行っております。

1)入院時食事療養(Ⅰ)/入院時生活療養費(Ⅰ)を算定すべき食事療法の基準にかかる届出
当院は、入院時食事療養費に関する特別管理により食事の提供を行っております。
療養のための食事は、管理栄養士の管理のもとに適時適温で提供しております。
朝食:午前8時 昼食:午後0時 夕食:午後6時

2)基本診療料の施設基準等に係る届出
※施設基準

3)特掲診療料の施設基準等に係る届出
※施設基準

9.保険外負担に関する事項について

1)診断書・証明書及び保険外負担に係る費用

2)オムツ価格表

3)出張美容室商品一覧

10.後発医薬品(ジェネリック医薬品)について

当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しています。
医薬品の供給が不足した場合に、医薬品の処方等の変更等に関して適切な対応ができる体制を整えております。もし、医薬品の供給状況によって投与する薬剤が変更になる可能性があった際には、患者さんにご説明いたします。
ご不明な点がございましたら、主治医または薬剤師にお尋ねください。

11.医療情報取得加算・医療DX推進体制整備加算に係る掲示について

当院では、マイナンバーカードを利用し医療DXを推進するための体制として、以下の項目に取り組んでいます。

1.オンライン資格確認を行う体制を有しています。
2.オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報を活用して、診療を実施しています。
3.マイナ保険証の利用を促進し、医療DXを通して質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
4.電子カルテ情報共有サービス、電子処方箋の導入を検討しています。

  • オンライン資格確認を行う体制を有しています。
  • オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報を活用して、診療を実施しています。
  • マイナ保険証の利用を促進し、医療DXを通して質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
  • 電子カルテ情報共有サービス、電子処方箋の導入を検討しています。

正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証をご利用くださいますよう、ご協力お願い致します。

12.その他

当院が大切にしていること

医の倫理綱領

医学及び医療は、病める人の治療はもとより、人びとの健康の維持もしくは増進を図るもので、医師は責任の重大性を認識し、人類愛を基にすべての人に奉仕するものである。

1.医師は生涯学習の精神を保ち、常に医学の知識と技術の習得に努めるとともに、その進歩・発展に尽くす。
2.医師はこの職業の尊厳と責任を自覚し、教養を深め、人格を高めるように心掛ける。
3.医師は医療を受ける人びとの人格を尊重し、やさしい心で接するとともに、医療内容についてよく説明し、信頼を得るように努める。
4.医師は互いに尊敬し、医療関係者と協力して医療に尽

くす。
5.医師は医療の公共性を重んじ、医療を通じて社会の発展に尽くすとともに、法規範の遵守および法秩序の形成に努める。
6.医師は医業にあたって営利を目的としない。

個人情報保護基本方針

当院は、利用者・家族・職員・その他関係する個人情報について、個人情報保護に関する法令及び当法人が定める個人情報に関する規則その他の規範を遵守し、個人情報の保護の確立に努めます。個人情報の安全な管理は医療・介護機関としての社会的責務であると認識し、以下の個人情報保護基本方針を宣言します。

1.当院は、個人情報保護法の実践に努め、個人情報保護活動を行っていきます。
2.当院は、事業活動より知り得た個人情報は、医療・介護事業の目的以外には利用いたしません。
3.当院は、個人情報の紛失、破壊、改ざん及び漏えい等を防止するため、情報の安全対策を講じます。
4.当院は、個人情報の取扱いについて規定を定め、組織体制を整備し、個人情報の適切な保護に努めます。
5.当院は、個人情報の収集、利用及び提供にあたり、安全で適切な取扱いを遵守します。
6.当院は、この基本方針を公表するとともに、当事業所の職員、その他関係者に周知徹底させて実行し、その改善・維持に努めます。

院内感染対策指針

院内感染対策の病院業務における重要性は近年特に強く認識されており、適切な院内感染対策は患者、医療従事者の安全、医療コストの軽減、地域における耐性菌の発生予防に役立たなくてはなりません。医療法人せいわ会みなかぜ病院(以下「当院」という。)においては、統合失調症等の精神病、ストレス関連疾患、認知症等・老年期の問題を担う病院として、さまざまな施設や病院並びに在宅から医療度の高い患者の受け入れを行っており、必要充分な院内感染対策を行うことが特に要求されております。このためには、関係法令の遵守、有効な組織作り、標準予防策と感染経路別予防策の遂行、サーベイランスの実施および職員の教育を的確に行うことが必要です。

当院における院内感染防止対策は、「院内感染対策委員会」を中心とする組織が指導を行い、「院内感染対策マニュアル」を基本に、現場の職員からのフィードバックを常に得ながら、実効のある体制作りを目指しており

ます。

臨床倫理に関する方針

当院の職員は、医療を受ける人々の尊厳、人権に十分配慮し、本方針に従って質の高い医療を提供します。

関係法規、ガイドラインを遵守し、治療を行います。
患者さま一人ひとりの尊厳、人権に関わる以下の問題等については、倫理委員会等において十分審議し、治療方針を決定します。

1.安楽死、尊厳死、延命治療などの生命の尊厳にかかわる問題。
2.患者の信仰、信条にかかわる問題。

患者の権利・義務等に関する方針
患者の権利

1.いかなる時にも、個人としての尊厳、人権が尊重され

ます。
2.どなたでも良質で適切な医療を平等に受ける権利があります。
3.自分の状態について十分な説明と情報提供を受けたうえで、自由意志に基づき医療行為を選択・拒否する権利があります。
4.診断や治療方針について他の医師に意見(セカンドオピニオン)を求める権利があります。
5.自分の診療に関する記録などの開示を求める権利があります。
6.プライバシーが尊重されるとともに、診療の過程で得られた個人情報が保護される権利があります。

患者の義務

1.患者さんご自身の健康に関する情報(既往症やアレルギーの有無など)を、正確に提供してください。
2.医療に関する説明を受け、よくご理解できないときは質問などで状況を確認してください。
3.診察に協力する義務があります。
 ① 全ての患者さんが適切な環境で治療に専念できるように、社会的ルールや病院の規則を守り、職員の指示に従ってください。
 ② 他の患者さんや職員に対する暴言・暴力等迷惑行為はお断りします。また、暴言・暴力等の行為並びに違反行為があったときには警察へ通報いたします。
 ③ 病院内では静粛に願います。また、病院の施設・器物は大切に扱ってください。
 ④ 病院敷地内は禁煙となっております。
4.適切な医療を継続して受けていただくために、医療費を遅滞なくお支払いください。

※前掲の義務に違反する行為等があったときには、診療を中止することがあります。