
【社会復帰に向けた一歩をサポート】
院内のデイケアで社会復帰支援として、社会資源(就労支援など)の勉強会を開催しました。
相談支援事業所みなかぜでは、社会復帰支援の一環として、院内のデイケアにおいて就労支援に関する勉強会を開催しました。
今回の勉強会は、精神的な不調や障がいを抱えながらも「働きたい」「地域のなかで役割を持ちたい」という思いをもつ方々を対象に、安心して次の一歩を踏み出せるように、サポートすることを目的に実施しました。
◆ 就労までの道のりを“知る・考える・備える”
勉強会では、以下のようなテーマを中心に学びを深めました。
・就労移行支援や就労継続支援の仕組みと違い
・精神疾患がある方の働き方の選択肢(一般就労、福祉的就労など)
・面接や職場でのコミュニケーションの工夫
・「働くこと」への不安や葛藤との向き合い方
・就労に向けた準備と、ステップを踏んだ支援の重要性
参加された方々からは、「働くことへのイメージが少し明確になった」「焦らずに準備を重ねることの大切さを感じた」などの前向きな感想が多く聞かれました。
◆ 相談支援の立場からできること
相談支援専門員は、単に制度の案内をするだけでなく、その人が“自分らしく地域で生活するための選択”を一緒に考えるパートナーです。
就労に限らず、通所・日中活動・人との関わり方・住まいのことなど、多様なテーマに寄り添いながら、「できることを少しずつ増やしていく」支援を大切にしています。
◆ これからも、つながりを力に
今回の勉強会をきっかけに、参加された皆さんが自分のペースで“次のステップ”を見つけていけるよう、今後も関係機関や医療チームと連携しながら支援を続けてまいります。
引き続きデイケアや他機関と協働し、本人主体の「社会参加・地域生活」の実現に向けた取り組みを積極的に行っていきます。