

デイケア「いこいプログラム」では、今月から新たにスポーツプログラムとして「モルック」に取組みました。
モルックはフィンランド発祥のスポーツで、木製のピンを倒して得点を競うシンプルなルールが特徴です。力やスピードだけでなく、狙いを定める集中力や、仲間とのコミュニケーションも大切にできることから、デイケアの活動に適したスポーツとして今回導入しました。
◆初挑戦でもすぐに笑顔に
参加された皆さんにとってモルックはほとんどが初挑戦。
最初はルール説明を聞きながら、「難しそう」「当たるかな?」と少し不安そうな様子も見られましたが、いざ始めてみるとすぐに雰囲気が一変しました。
ピンが倒れるたびに歓声が上がり、思い通りの結果が出た時には拍手が起こるなど、会場は自然と盛り上がっていきました。
うまくいかなかった時にも、「次いこう」「惜しい!」と声を掛け合いながら、終始あたたかい空気の中で進行しました。
◆無理なく体を動かし、集中力もアップ
モルックは、激しい運動ではありませんが、立つ・投げる・狙うといった動作を通して、無理のない運動量で体を動かすことができます。
また、どのピンを狙うかを考える場面では、自然と集中力や判断力が求められ、楽しみながら頭と体の両方を使うプログラムとなりました。
「意外と頭を使うね」「力を入れすぎない方がいいみたい」など、参加者同士で気づきを共有する場面も多く見られました。
◆交流が広がるスポーツプログラム
チームに分かれて行ったことで、普段あまり話す機会の少ない方同士でも、自然と会話が生まれました。
応援したり、作戦を相談したりと、人との関わりを楽しめる時間になったことも、今回のモルック導入の大きな成果の一つです。
「またやりたい」「次はもっと上手く投げたい」といった声も聞かれ、初回とは思えないほど、皆さん積極的に参加されていました。
◆楽しみながら続けられるプログラムを目指して
いこいプログラムでは、楽しみながら参加できることを大切にし、心身のリフレッシュや生活リズムづくりにつながる活動を行っています。
今回のモルックも、その一環として、今後継続的に取り入れていく予定です。
これからもデイケアでは、参加される皆さんが「また来たい」「楽しかった」と感じられるようなプログラムづくりを進めていきます。
次回のモルックも、どうぞお楽しみに。
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