皆さま、こんにちは。院長の梶谷です☺️
2月14日はバレンタインデーですね!
バレンタインデーと聞くと、「女性が男性にチョコを渡し愛を告白する日」というイメージをお持ちでしょうが、海外では家族や友人に贈り物をすることが習慣になっております。
ちなみにアメリカでは男性から女性にチョコレートや花束を贈るそうです(日本と逆ですね)。

ところで、バレンタインデーに贈るチョコレートですが、メンタルヘルスにとても良い影響を与えることをご存じでしょうか?
例えば心理学的研究ではチョコレートは抑うつ気分や不安を軽減することが示されておりますし、脳科学の分野においては脳血流を増加させ認知機能を向上させる...という研究成果もあります。

それにしても何故チョコレートがメンタルヘルスに良いのでしょうか?
実はチョコレートの主成分カカオに含まれるカカオフラバール(カカオポリフェノール)にメンタルヘルスを改善する効果があるそうです。
カカオフラバールには抗酸化作用、抗炎症作用、血管拡張作用などがあり、気分や認知機能に好影響を与えると考えられております。
実際、このカカオフラバールによるメンタルヘルス改善効果は”実験動物”でも検証されており、「強制水泳試験」においてカカオフラバールを含むココア抽出物を毎日投与したラットは、無働時間の短縮すなわちうつ症状の軽減を認めたそうです(ネズミにも効く!)。

カカオフラバールの身体への好影響はメンタルヘルス向上だけではありません。
お菓子メーカー「森永製菓」のホームページによると、カカオフラバールには血圧低下、末梢循環の改善(冷え性の改善)などの効果もあるそうです(すごいぞチョコレート!)。
このように、チョコレートには良いことがたくさんありますが、糖分が多いおやつの代表格でもあるため、食べすぎには注意が必要です(糖尿病や虫歯には気をつけましょう)。

...ということで、私も院長室にチョコレートを常備し、業務の合間に心身を整えていますよ。
今回は2月の記事ということで、チョコレートとメンタルヘルスの関係について解説してみました!

【参考文献等】