皆さま、こんにちは。
院長の梶谷です☺️
12月になりましたね。12月と言えば、やはりクリスマスシーズンというイメージですよね🎄
今回は、クリスマスにちなんだ精神科ネタをひとつご紹介しましょう。

それは、クリスマスにキッズたちが待ち焦がれる赤い恰幅の良いおじいさんーーそう、サンタクロースについてです🎅
サンタクロースの起源には諸説ありますが、最も有力なのが4世紀に存在した慈善家「聖ニコラウス」です。聖ニコラウスについては院長の守備範囲外なので、本ブログでは省略いたします。

院長が紹介したいのは(ややマニアックな話ではありますが)、サンタクロースの起源がスカンディナビア北部に住む先住民族・サーミ人に由来するという説です!
サーミ人はトナカイと共の生活を営み、赤い服を好んで身につけていたとのこと。
トナカイ+赤い服… …、まさにサンタクロースですね。
しかし、これだけではサンタクロースと精神医学のつながりは見えてきませんよね?
実は、サーミ人のシャーマン(呪術師)は毒キノコである「ベニテングダケ」をトナカイに食べさせ、その尿を飲んでいたそうなのです。
この尿には酩酊・幻覚作用があり、シャーマンの宗教儀式に用いられたのです(太古より宗教儀式には幻覚剤が使用される例が多く見られます)。
おそらくベニテングタケに含まれるイボテン酸やムシモールなどの物質が、トナカイの体で濾過され、天然の精神作用薬となったのかも知れませんね。

… …ということは、クリスマス定番の「空飛ぶトナカイ」って、ベニテングタケのオ○ッコを飲んだサーミ人(サンタ)の幻覚、なんてことも… …あるのでしょうか?🤔
… …なんだか、「クリスマスが台無しだ」と思われるかもしれませんが、メリークリスマスです🎅⭐️