外部研修会:講師として登壇レポ―ト ~介護と福祉の連携を考える~

9月19日、相談支援事業所みなかぜの置鮎が講師として登壇し、「介護と福祉の連携」をテーマに研修会を開催しました。本研修会では、障害福祉サービスの基礎知識から、ケアプランとの比較、そして相談支援の実際まで、多職種の参加者とともに学ぶ貴重な機会となりま

した。

▶研修会の内容
講義は主に以下のテーマで構成されました。
・障害福祉サービスの基礎とケアプランとの比較
 障害福祉サービスの仕組みや利用方法、介護サービスのケアプランとの違いを解説。各制度の役割や目的を整理することで、多職種連携の理解を深めました。
・相談サポート(基本相談・プラン相談)について
 相談支援専門員の役割や、日常生活での支援の進め方を具体的に紹介。利用者の声を反映した相談計画の重要性が強調されました。
・障害サービス開始~実際に利用するまでの流れ
 申請からサービス利用開始までの具体的なステップを説明。手続きの流れや関係機関との調整のポイントについても丁寧に解説されました。
・事例を通した介護と福祉の連携ポイントの学び
 実際の事例を基に、介護(ケアプラン)と福祉(相談計画)がどのように連携できるかを検討。具体的な事例を通すことで、現場での応用力や連携の視点を参加者に伝えました。

▶多職種が集う学びの場
当日は、施設職員、ケアプラン作成担当者、医療業界(看護・連携室)など、約50名の多職種が参加しました。異なる職種同士が一堂に会することで、日常業務ではなかなか共有できない視点や課題について意見交換ができる貴重な場となりました。
参加者からは「介護と福祉の視点を比較して理解できた」「具体的な事例を通して連携のポイントが分かりやすかった」「日頃の業務に活かせるヒントが多く得られた」といった感想が寄せられ、研修会後も活発な交流が続きました。
※みなかぜ病院からも、看護部、連携室から参加し、地域連携として交流して参りました

▶今後の展望
今回の研修会を通じて、多職種間の連携がより具体的にイメージできたことは、地域福祉サービスの質向上に大きく貢献するものと考えています。相談支援事業所みなかぜでは、今後もこうした研修や情報共有の場を積極的に企画し、介護・福祉・医療の連携強化に努めてまいります。
参加者一人ひとりが学びを現場に活かし、利用者様の安心・安全な暮らしにつなげるための取り組みを、これからも継続していきたいと思います。