
皆さま、こんにちは。
院長の梶谷です☺️
10月上旬までは、昼間も「まだ夏?」と錯覚してしまうほどの暑さが続いていましたが、ようやく日中も涼しくなってきましたね。
秋の訪れを感じられるようになった一方で、「なんだか疲れがたまっている…」という方も、意外と多いのではないでしょうか?
いわゆる「秋バテ」と呼ばれる状態です。
「秋バテ」という言葉は俗語ではありますが、秋になっても夏バテのような不調が続く状態を指します。
院長は、この「秋バテ」の原因を大きく3つに分けられると考えています。
【秋バテの原因①】
「秋バテ」の原因は諸説ありますが、ひとつは、夏の間に冷房や冷たい飲食物に慣れてしまい、秋の急激な気温変化に体がついていけなくなるという説です。
要するに「自律神経の乱れ」が原因となっているのです。
特に今年は、例年以上に猛暑が長引いたため、自律神経の乱れが起きやすくなっているかもしれません。
【秋バテの原因②】
日照時間が短くなる秋は、脳内物質であるセロトニンの分泌が減少しやすく、気分の波が大きくなりがちな季節です。
いわゆる「秋冬うつ」と呼ばれる、季節性の気分変調が起きやすい時期でもあります。
気分の落ち込みや眠気、集中力の低下などの症状が続く場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。
【秋バテの原因③】
これは院長の私見ですが、秋は何かとイベントが多い時期だと思いませんか?
猛暑がようやく終わり、夏にできなかった行事や人とのお付き合いが、過ごしやすくなった秋以降に集中していませんか?
運動会、文化祭、地域のお祭り、旅行、ハロウィン、飲み会など、楽しい予定が増える一方、人付き合いに追われて「なんとなく疲れている」と感じてしまうこともあるのではないでしょうか。
特に真面目な性格の方ほど、「行かなきゃ」「楽しませなきゃ」と自分にプレッシャーをかけてしまいがちです。
しかし、イベントごとが続くこの時期だからこそ、自分自身の心の状態に目を向け、無理のないペースで過ごすことが大切です。
【秋バテ対策】
最後に、「秋バテ」対策についてご紹介します。
一般的に、メンタルヘルスを整えるには、規則正しい睡眠、バランスの良い食事、そして軽い運動が効果的です。
(食欲の秋、スポーツの秋と言いますが、食べすぎやオーバーワークには注意)
また、イベントが多くなる秋には、あえて「休む時間」を意識的に確保することが大切です。
予定を詰め込みすぎず、「何もしない日」を作ることが、心身のリフレッシュにつながります。
涼しくて快適な秋のはずなのに… …、
「なぜか気力が湧かない」
「朝起きるのがつらい」
「人と会うのがしんどい」
そんなふうに感じたら、それはもしかすると「秋バテ」のサインかもしれませんよ。
このような状態が長引いたら一人で抱え込まず、身近な人や専門機関に早めに相談してみてくださいね。
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