
先日、「令和8年度 障がい福祉サービス事業者研修会」に参加しました。
今回のテーマは「障がい者虐待防止」です。
虐待防止というと、どこか自分たちとは離れたところで起きる問題のように感じてしまうことがあります。しかし、今回の研修を受けて、虐待は特別な場所や特別な人だけに起こるものではなく、日々の支援の中にある小さな違和感から始まることもあるということを改めて考えました。
📚 まずは「知る」ことから
研修では、障害者虐待防止法について、虐待の種類や具体的な事例、身体拘束についてなど、基本的な内容を学びました。
虐待には、
・身体的虐待
・放棄・放置(ネグレクト)
・心理的虐待
・性的虐待
・経済的虐待
の5つがあります。
また、実際の支援場面を想定した事例について、「なぜこのようなことが起きたのか」「どうすれば防ぐことができたのか」を考える時間もありました。
その中で印象に残ったのが、一見すると小さな不適切な対応でも、それをそのままにしてしまうことが危険だということです。
忙しいときに声をかけられても後回しにしてしまう。
何度も同じことを言われて、つい強い口調になってしまう。
「本人のため」と思って、本人の気持ちを十分に確認しないまま支援を進めてしまう。
こうしたことは、日々の業務の中で誰にでも起こり得ることだと思います。
だからこそ、「自分は大丈夫」と考えるのではなく、日々の支援を振り返ることが大切なのだと感じました。
🤝 一人で抱え込まないこと
今回の研修では、虐待防止のためには職員一人ひとりの意識だけでなく、チームで支援することが大切だという話もありました。
支援をしていると、どうしても一人で判断したり、一人で悩んだりする場面があります。
しかし、一人で抱え込んでしまうと、自分では気づかないうちに考え方が偏ってしまうこともあります。
「この対応でよかったのかな」
「少し気になることがあった」
そんな小さな疑問でも、職員同士で話すことができれば、別の視点から支援を考えることができます。
日頃から職員同士で声を掛け合い、気になったことを共有できる環境をつくることも、虐待防止につながるのだと思います。
🌱 「本人のため」をもう一度考える
今回の研修を通して、特に自分自身が考えさせられたのは、「この支援は、本当に本人のためになっているのか?」という視点です。
支援する側は、良かれと思って行動していても、本人にとっては望んでいないことだったり、負担になっていたりすることがあります。
もちろん、すべてを本人の希望どおりにすることが支援ではありません。
それでも、本人の気持ちや意思を確認することを忘れず、「なぜこの支援が必要なのか」を考えることは大切だと思います。
日々の支援に慣れてくると、いつの間にか「これが当たり前」となってしまうことがあります。
だからこそ、ときどき立ち止まって、自分たちの支援を見直すことが必要なのだと感じました。
🔎 これからの支援に向けて
今回の研修は、虐待について知識を得るだけではなく、普段の自分たちの支援を振り返る機会になりました。
これからも、利用者さんの立場に立って考えることを忘れず、職員同士で相談しながら支援を行っていきたいと思います。
また、小さな「気になる」をそのままにせず、職員同士で共有することも大切にしていきたいと思います。
虐待防止は、特別な取り組みをすることだけではなく、毎日の声かけや関わり方、職員同士のコミュニケーションなど、普段の支援の積み重ねから始まるものだと思います。
今回の研修で学んだことを、これからの支援の中で一つひとつ活かしていきたいと思います。
利用者さんにとって安心できる場所であること。
そして、職員にとっても安心して支援について考えられる環境であること。
その両方を大切にしながら、日々の支援を続けていきたいと思います。✨
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