
皆さま、こんにちは。
院長の梶谷です☺️
秋といえば「食欲の秋」。
おいしいものがたくさん出回る季節ですね。
実は最近、「おいしいものを食べると脳の働きが活発になる」という、ちょっと興味深い研究を発見いたしました!
今回ご紹介するのは、小生の出身大学である九州大学の研究者らによる論文「Brain activity during a cognitive task after consuming food of varying palatability」です。
(余談ですが、この論文の責任著者の岡本先生とは、院長も一緒にお仕事をしたことがあります)
この論文は、2025年4月に国際学術誌『Frontiers in Psychology』に掲載されましたが、
本研究では、20~26歳の健康な学生を対象に、炒飯を食べた後の脳の活動を調べました。
おいしいと評価された炒飯を食べたグループと、通常の炒飯を食べたグループ(対照グループ)に分け、食後に「ストループ課題」という認知機能テストを実施したそうです。
その結果、おいしい炒飯を食べたグループでは対照グループよりも、課題を終えるまでの時間が有意に短くなりました。
また、脳波を調べると、前頭部のθ波やα波が低下しており、脳の覚醒度や課題への意欲が高まっている可能性が示されました。
つまり、「おいしい!」と感じる食事は、単に空腹を満たしたり、幸せな気分にしてくれたりするだけではなく、その後の脳の活動にも良い影響を与える可能性があるということです。
(スゴイぞ、美味チャーハン!)
もちろん、今回の研究は若い健康な学生を対象とした小規模なものですので、すべての人に同じ効果があるとは限りません。
それでも、おいしい食事が私たちの心や脳に影響を与えるという結果は、大変興味深いですね。
食欲の秋――。
きっと皆様も、美味しいものを召し上がる機会が多いと思いますが、そんな時は「脳の覚醒」も感じながら、じっくり味わってみてはいかがでしょうか。
… …ということで、最後に院長が作ったチャーハンを紹介してこの記事を終えたいと思います。
お写真だけですが、脳を覚醒させてくださいな!!
<参考文献>
Li H, Li S, Matsuo K, Okamoto T. Brain activity during a cognitive task after consuming food of varying palatability. 2025;16:1522812. DOI: 10.3389/fpsyg.2025.1522812
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