皆さま、こんにちは。
院長の梶谷です☺️
10月も後半... ...、ハロウィンが近づいてきましたね!

ハロウィンといえば仮装ですが、実は院長も留学中に子供たちと一緒に、仮装して街に繰り出したことがあります。
薄暗い夜、オレンジの明かりが灯る中、オバケやヒーローに扮した子供たちが民家に立ち寄っては
「Trick or Treat」
と声を挙げ、持参した大きな袋に戦利品であるお菓子を大量に詰め込む... ...。
この時期になると、当時のことをつい思い出しますね~。
... ...ということで、今回の院長ブログでは、ハロウィンに関する心理学系の研究の「鉄板ネタ」をご紹介いたします!

1976年、米国の心理学者ディーナーらは、ハロウィンにお菓子をもらいに来た子どもたち約1,300人を対象に、興味深い研究を行いました。
子どもたちに「お菓子は一人一個」と伝え、余分に持ち去るかどうかを観察したのです。
その結果、匿名性が高い状況や、集団で行動する状況では、ルール違反が増える傾向が認められました。
特に、匿名かつ集団で行動した条件では、ルール違反の割合は57.2%に達しました。

一方、身元が確認され、単独で行動した条件では7.5%でした。
これは「脱個人化」と呼ばれる現象に関連します。
自分が誰なのか意識されにくい状況や集団の中では、普段の自分なら抑えられる行動が表れやすくなることがあるのです。
もちろん、仮装そのものが人を変えると証明されたわけではありません。
しかし、人の行動は性格だけでなく、周囲の状況にも左右されるのです。
そう考えると、ハロウィンの夜、渋谷のスクランブル交差点に集まり、大いに盛り上がる人々の姿も、少し違って見えてきませんか?

非日常的な雰囲気、匿名性、集団...、これらの条件が重なって、あんなことをやらかすのかも... ...?
話がそれましたが、皆様、素敵なハロウィンをお過ごしください!
ハッピーハロウィン🎃

【参考文献】
Diener, E., Fraser, S. C., Beaman, A. L., & Kelem, R. T. (1976). Effects of deindividuation variables on stealing among Halloween trick-or-treaters.Journal of Personality and Social Psychology, 33(2), 178–183.