

精神科認定看護師 笹原さんによるカンファレンスを開催しました。
~行動制限最小化に向けた継続的な支援~
9月25日(木)、当院では定期的に講義やアドバイスをいただいている精神科認定看護師 笹原智美さんをお迎えし、行動制限最小化の取り組みに関するカンファレンスを開催しました。
今回も、患者さんの尊厳を守りながら安全で適切なケアを提供するため、継続的な支援・相談の一環として行われました。
◆ カンファレンス:患者さん・多職種合同で
患者さんを交えたカンファレンスを実施。
前回の研修時に笹原さんにアドバイスを頂いた「患者さんの幸福感」についてみんなで考える機会が増え、病棟では、目標を「患者さんの幸福感に寄り添う看護」としました。
今回のカンファレンスは患者さんの状況や生活背景を踏まえ、患者さんの幸福感に寄り添う看護を念頭に、日々の対応の振り返りや支援方法について、行動制限最小化の観点での具体的なアドバイスをいただきま
した。
参加スタッフからも積極的な意見が飛び交い、患者さんの声を直接聞くことで、より現場に即したケアの検討となりました。
◆ カンファレンスを通じての学び
今回の取り組みを通して、スタッフからは
「患者さんの視点に立った支援の大切さを再確認できた」
「多職種で意見を共有することで、対応の幅が広がった」
「患者さんの思いに寄り添い、問題点を明確にして計画的にチームで取り組む事で行動制限最小化につながるという意識がさらに高まった」
といった声が聞かれました。
笹原さんの的確なアドバイスや実践的な指導は、現場スタッフの気づきやスキル向上に直結し、日常の看護ケアに大きな影響を与えています。
今後も当院では、行動制限最小化に向けた取り組みを継続的に実施し、患者さんの尊厳を尊重しながら安全で質の高い医療の提供を目指してまいります。
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