

デイケアのステッププログラムにて、新年を迎える準備として「新春飾り」の制作を行いました。
季節の行事を取り入れた制作活動は、手先を動かすリハビリテーションとしてだけでなく、集中力や達成感を育む大切なプログラムのひとつです。
◆お花紙で表現する、やさしい花々
今回の制作では、柔らかい素材のお花紙を使い、椿や牡丹の花を表現しました。
ふんわりとした質感のお花紙は扱いやすい一方で、形を整えたり、花らしさを出したりするのが意外と難しく、皆さん最初は少し苦戦されている様子でした。
「ここをもう少し丸くした方がいいかな」「花びらの重なりが難しいね」など、自然と声を掛け合いながら、一つひとつ丁寧に作業を進めていきました。
試行錯誤を重ねる中で、次第にそれぞれの個性が表れ、同じ材料でも全く違った表情の花が完成していく様子がとても印象的でした。
◆細かい作業に集中した「新春」の文字
飾りの中央には、「新春」の金色の文字を千切り絵で表現しました。
細かくちぎった紙を、文字の形に沿って一枚ずつ貼り付けていく作業は、集中力と根気が求められます。
「文字がはっきり見えるように」「バランスが崩れないように」と、皆さん慎重に手を動かしながら、黙々と取り組まれていました。
時間はかかりましたが、その分、文字がくっきりと浮かび上がった時の達成感はひとしおで、「きれいにできたね」「思ったより良い出来」と、完成を喜ぶ声が聞かれました。
◆完成した新春飾りに広がる笑顔
すべてのパーツを組み合わせ、新春飾りが完成すると、自然と拍手が起こりました。
「お正月らしくていいね」「飾るのが楽しみ」と、完成品を眺めながら笑顔が広がり、制作の苦労が喜びへと変わる瞬間となりました。
このような制作活動は、手先の巧緻性や集中力の向上だけでなく、「最後までやり遂げる経験」や「自分の作品が形になる喜び」を感じられる大切な機会です。
◆これからも一歩ずつ、ステップを大切に
ステッププログラムでは、参加される皆さんがそれぞれのペースで取り組み、小さな成功体験を積み重ねていくことを大切にしています。
今回の新春飾り作りも、まさにその「一歩一歩」を実感できる時間となりました。
今後も季節を感じられる活動や、達成感につながるプログラムを通して、安心して参加できるデイケアの場を提供していきたいと考えています。
完成した新春飾りとともに、今年一年が皆さんにとって穏やかで実り多い年となりますよう願っています。
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